こんにちは。
心から「私はここにいていいんだ」と感じられるようになるサポートをしています。
まいこです♪
「穏やか」とみられることの多い私ですが、実は知る人ぞ知る、元・感情激怒りママです。
娘が2歳くらいの頃は、我慢に我慢を重ね、最後に怒りの大爆発!が定番でした。
今だから言えますが、イライラがどんどん大きくなっていって抑えきれなくなり、物にあたってもいました。ドアを力任せに思い切り閉めるとか、洗面所に閉じこもって物を投げるとか。。。
当時、夫と娘は私のことをかなりビビっていたと思います💦
「このままではヤバい。いつか夫や娘を傷つけてしまう」と思ったことがきっかけで、心や体のことをより深く勉強するようになりました。
それからはイライラを解消するために、様々なことに取り組みました。食事、運動、呼吸、睡眠… 時間的、精神的な余裕をもつこと… 心の奥の問題を見つめること… どれも助けになりました。
その中でも、実は私を助けてくれた考え方がありました。それは、大学院で学んだ心理学でした。
心理学の中で「行動分析学」という分野があります。心理学の中でもけっこう変わった学問で、心そのものを見るというよりは、実際に目に見えて測定できる「行動」に焦点をあてているんです。心を扱う心理学にしては、思い切った方向に舵をきった実用重視の学問なんです。
その考え方では、行動の原因を人の能力や性格といったもので説明するのではなくて、環境との関係性で考えます。
例えば、子供の準備に時間がかかっているとき。子供と私ふたりだけだったら待つことができるのに、ママ友とお友だちを待たせている状況だとイライラして、子供に「早くして!」と急かしてしまうとか。
かつての私はイライラするのは私の性格のせい、と考えてしまい、「それってどうしたらいいの?性格を治すの?」と途方に暮れてしまいました。「性格改善」や「考え方矯正」というワードをネットで鬼のように検索したこともありました💦
それを、性格の問題ではなくて、「ある特定の状況だとイライラしやすい傾向がある」と理解することで、現実的になんとかできるようになっていきました。
「友だちを待たせているとイライラしやすい」と分かれば、「なぜそうなのか?」と深く考えることができます。そしたら根本的な心の奥の原因を掘ることもできます。
「あ、また同じ状況でイライラしている」と気づくことで冷静になって、抑えきれないほどの爆発を防げます。
そもそもイライラしやすい状況への対策ができるようになります。「待たせるとイライラするから事前に準備しておく」とか「先に行ってもらうよう決めておく」とか。
そうすることで、精神的な余裕がもてるようになりました。
それにね、自分を責めることが減って気持ちが楽になったんです。
「イライラする自分」に目を向けると、なんだかどうしようもなく無力な気持ちになってしまいますが、「イライラを引き起こす環境」に目を向けると、自分でどうにかできる余地があるんですよね。
激怒りママな私でしたが、こうしてイライラする状況を見直して対処していくことで、家族にイライラを爆発させることから卒業できました。
子供や家族へのイライラがどうしても止められない場合、対処法はいろいろあると思います。時には「自分がイライラしやすい状況」に目を向けてみるのも効果があることと思います☺
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