英語が苦手、
おうちでできる英語教育に興味がある、
英語絵本の読み聞かせが気になる
子育て中のお母さんへ

IBEA認定講師 ママ英語メンターの

宮川 麻衣子です。

はじめてのご訪問の方は、
宮川麻衣子のプロフィールをご覧ください^^

 

今日は、娘の幼稚園で教育映画の上映会がありました。

アメリカのカリフォルニア州サンディエゴにある
とてもユニークなカリキュラムを行う
チャータースクールを追ったドキュメント。

(この映画については FutureEdu Tokyoのサイトに詳しい説明があります。)

“If we teach today’s students as we taught yesterday’s, we rob them of tomorrow.”

― John Dewey

(もし私たちが生徒に昨日と同じように今日も教えるならば、私たちは子どもたちの未来を奪っているのです。)

 

舞台となるのは、アメリカ カリフォルニア州サンディエゴにある
「High Tech High」というチャータースクール。

半導体企業のQualcomm(クアルコム)創業者の息子が設立資金を出し、
2000年に開校した公立校です。

 

この学校では、特定の教科書や試験、成績表は無く、
授業で何をどのように扱うかは、担当教師の裁量に任されています。

授業はProject-Based Learningで行われ、クラス単位でプロジェクトに取り組みます。
学期末には試験の代わりに展示会が行われ、生徒たちの保護者や
地域の人々が展示会を訪れます。

生徒たちは、このプロジェクトを通して様々な学びを深めていきます。

 

AIが台頭するこれからの時代を生き抜く子供たちに、
どんな力が必要なのか。
それはよく言われることだけれど、
実際に教育現場で新しい形を取り入れるのは、
本当に大きなことだと思う。
とても画期的な学校✨

こういうのがいいよね!と思いつつも
実際の保護者の声を聞くと、とても共感できるものもあります。

・教科書がなくて大丈夫なの?
・大学入学はどうなるの?
・科目別にクラスが分かれてないけど、どういうこと?

あまりにも自分が受けてきた教育と違いすぎて
親が不安になるのもしょうがない。

 

この映画を観て、1つ思い出しました。
もう7,8年前のこと。

アメリカで仕事をしていた時、
同僚のアメリカ人女性が嘆いていました。

 

娘さんがいい大学の心理学部を卒業したのに
25歳になった今も
スターバックスでバイトするしか仕事がないって。

 

大学を卒業したから就職は大丈夫とか
そんな時代は、とう~の昔に終わってる。

大企業に就職したから定年まで働けるなんて
日本でももうそんな時代は過ぎ去ってる。

いい中学→いい高校→いい大学→仕事が見つかる。
それはもう過去のこと。

なんだけど、いかに私たち親がこの価値観に縛られているか。

このドキュメンタリー映画は
私たち親が無意識に持っている価値観を
大きく揺るがせてくれるきっかけになると思います。

 

そうそう、興味深いことに
High Tech Highは普通の高校が使う教書やテストは取り入れていないのに
大学の進学率が他の学校よりも高く
また大学進学後の中退率も低いそう。

 

自主的に学ぶことで、生徒たちは「学ぶ喜び」を知っているんじゃないかな。
そして地頭が鍛えられるんだと思います。
それはもうまさに!「ママ英語」が目指しているところ。

家庭での超・読み聞かせで、子どもの地頭を育てるという試み。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

この映画は、全国で自主上映会が開催されているので
教育に関係する方、子育て中の方にぜひおススメです。

 

最後にダーウインの言葉を。

It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.

(生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。)

 

変化の大きい時代だからこそ、
しなやかに変化に対応できる親でありたいです。

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