英語が苦手、
おうちでできる英語教育に興味がある、
英語絵本の読み聞かせが気になる
子育て中のお母さんへ

IBEA認定講師 ママ英語メンターの

宮川 麻衣子です。

はじめてのご訪問の方は、
宮川麻衣子のプロフィールをご覧ください^^

前回の記事で、ドキュメンタリー映画
“Most Likely to Succeed” について書きました。
今日はその続きです。

映画の中で、とても印象的なエピソードがありました。
とある高校の教育熱心な先生。
生徒にとって、標準テスト(日本で言うと全国模試的なテスト)の点数をとるだけではない
本当に力となるような数学の授業をしたいとアツい思いを抱えています。

映画の舞台であるHigh Tech Highに勉強に出かけたり
授業でも試行錯誤をして、一生懸命取り組んでいたのですが、
生徒からは、先生のやり方に不満が出ます。
それは、試験で高得点をとる、一部の優秀な生徒から。

その数人の生徒たちと、数学教師、あともう一人の教師での話し合いを
カメラは映しています。

数学教師は聞きます。

君たちは、大学に入るための数学を勉強したい?
それとも、
将来にわたってずっと役立つような数学の勉強をしたい?

返事はなんだと思いますか?

ある生徒が答えました。

まずは大学に入るための勉強をしたい。
役に立つための数学は、大学で学べばいい。

彼らの勉強の目的は、「大学に入ること」だったのです!

私も、高校の勉強がつまらない時に自分に言い聞かせてた。
「いつかこの、”やりたくないことをやった経験”が活きてくる時がくる。
今は、その時のための我慢どころ。」
もうあれから20年以上たつけど...変わらないものね~💦

映画に出てきた親たちは言います。
「子どもの選択肢を狭めたくない。(だからテストの点数が重要。)」

子どもたちも言います。
「大学に入るための点数がとれる勉強をしたい。」

勉強って、いつから受験のためのものになったんでしょうね。

え…?ずっとそうだって…?( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

「子どもたちに多くの選択肢を与えたい」

これは、多くの親の願いだと思います。

でもそれは、イコール=大学に入学すること、なんて価値観は
もう古いんじゃないかな。

ちらっとそう思いながらも
自分たちが育った環境、思い込みを捨てられない
親の葛藤が印象的でした。

じゃあ日本でも、そういう自由な学校に入れればいい。

そんな声も聞こえてきますが。
たとえ子どもがどんな学校へ行こうとも
大きな影響を与えるのは「親の価値観」なことに変わりはない。

時代の変化を受け入れる、
親の柔軟性が すごく大事なんだと思います。

再び、ダーウインの言葉を。

It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.

(生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。)

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